材料不足で小動き

優利加さん
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先週金曜日の米国株式相場は上昇した(DJIA +136.42 @25,462.58, NASDAQ +9.33 @7,812.01)。ドル円為替レートは111円台前半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が540に対して、下落銘柄数は1,486となった。騰落レシオは95.18%。東証1部の売買代金は2兆858億円。

TOPIX -10 @1,733 
日経平均 -18円 @22,507円

TOPIXも日経平均も小幅下落した。上海株は先週末にほぼ1ヶ月ぶりの安値を付け、今日も下げたことで日本株に買いが入りにくかった。他方、対ドルの円相場の上昇が一服したことが日本株の買い要因となった。売り買い両要因が綱引きして、結局、小動きとなった。米長期金利が下げたことで、利ざや改善が期待されて上げてきた銀行株や保険株が下げた。

日経平均の25日移動平均線は上向きで、且つ、株価がその上で推移しているので、買いポジションはで良いと一応判断できるが、23,000円に上値抵抗線があるので、これが株価の上値を抑える。この上値抵抗線を一気に突破できれば上昇に弾みが付くのだが。

33業種中24業種が下げた。下落率トップ5は、その他製品(1位)、建設(2位)、金属製品(3位)、銀行(4位)、繊維製品(5位)となった。

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