TOPIX -10 @1,743
日経平均 +13円 @22,525円
TOPIXは小幅高に対して、米国のハイテク株高を好感した日経平均は小幅高となった。日本株は全体としては下げたが、一部の値嵩株(ファーストリテイリングやファナック)が上がり、指数を上げた。米国市場ではアップルが時価総額1兆ドル(=111兆円:トヨタの4倍)を記録し、アマゾンやアルファベットも1兆ドルの大台が近くなってきた。ハイテク株に弾みがつきやすい地合いだろう。しかし、上海株式相場が軟調に推移し、米中貿易戦争が景気減速につながるという懸念が消えない。これが日本株全体の頭も抑えている。
今月は5日が休日なため、3日が事実上の5・10日(ごとうおび)となり、事業法人の決済が集中し、輸入企業の円売り・ドル買いが多くなった。その結果、円安・ドル高の方向へ円相場が動いた。
日本時間の今夜、米雇用統計が発表される。雇用者数や賃金などは堅調な数字が予想されているが、さて、どんな数字が出てくるか?来週は、日本企業の四半期決算の発表ピークを迎える。
33業種中27業種が下げた。下落率トップ5は、食料品(1位)、海運(2位)、鉄鋼(3位)、銀行(4位)、保険(5位)となった。