TOPIX +16 @1,770
日経平均 +193円 @22,747円
TOPIXも日経平均も上げた。日銀の金融政策と米中の貿易摩擦という2つの懸念が和らぎ、さらに金融緩和がまだ継続するとの見通しから円相場が円安方向へ動いたことが背景にある。新発10年物国債の利回りが一時0.120%まで上昇し、2017年2月以来の約1年半ぶりの高さとなった。利ざやや運用の改善を期待して銀行株や保険株の買いが目立った。しかし、4~6月期の四半期決算の発表が終われば、国内材料は出尽くしとなり、株価は動きにくくなると見られる。日経平均が23,000円を超えるのは時間がまだかかりそうだ。
33業種中22業種が上げた。上昇率トップ5は、鉄鋼(1位)、非鉄金属(2位)、その他製品(3位)、銀行(4位)、保険(5位)となった。