250日移動平均線が上向き⇒買い狙い

優利加さん
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先週金曜日の米国株式相場は下げた(DJIA -76.01 @25,451.06, NASDAQ -114.77 @7,737.42)。ドル円為替レートは111円台前半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が908に対して、下落銘柄数は1,124となった。騰落レシオは106.47%。東証1部の売買代金は2兆2899億円。

TOPIX -8 @1,768
日経平均 -168円 @22,545円

ハイテク株主導で米国株が下げたことを受けて、TOPIXも日経平均も下げた。日銀の金融政策決定会合の結果発表が7月31日にあるため、その内容を見極めたいとして売買が控えられた。ただ、金融政策決定会合で金融政策の修正を議論するとの思惑が強く、銀行株が買われた。日銀が長期金利の上振れを容認するとの見方が強く、国債の売りが続き、長期金利がジリ高となっている。日銀は、今月3回目となる固定利回りで無制限に国債を買い入れる指値オペを通知したが、日経平均への影響は限定的だった。

日経平均は大きな三角保ち合いを形成している。足元では23,000円の上値抵抗線に頭を抑えらえている。10日移動平均線を割り込んだが、まだ25日移動平均線の上にあり、しかも、250日移動平均線は上向きである。250日移動平均線が上向きで株価がその上で推移している時は基本的に買い狙いが良い。反対に250日移動平均線が下向きのときは売り狙いである。

33業種中21業種が下げた。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、電気・ガス(2位)、医薬品(3位)、サービス(4位)、精密機器(5位)となった。

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