TOPIX +10 @1,776
日経平均 +126円 @22,713円
米欧の首脳会談で貿易摩擦緩和が合意された。これを受け米ダウ鉱業株30種平均が上昇し、円相場が1ドル=111円台前半まで円安方向に振れたことを好感して、TOPIXも日経平均も上げた。昨日大きく売られたソフトバンクやファナックなどの値嵩株が買い戻された。日銀が7月24日14時に固定利回りで無制限に国債を買い入れる指値オペを通知して長期金利の上昇を牽制した。新発10年物国債351回債の買い入れ利回りは0.100%と、日銀はこれまでの指値オペで示してきた0.110%から切り下げた。金利を低抑えるという日銀の意志が示され、これが円安・ドル高圧力となった。ただ、いずれは日銀は金融緩和政策を修正するとの観測が浮上している。
日経平均の日足は上向きの10日移動平均線の上で推移している。来週は23,000円の上値抵抗線を目指して動くか?
33業種中28業種が上げた。上昇率トップ5は、化学(1位)、鉱業(2位)、ゴム製品(3位)、陸運(4位)、保険(5位)となった。