来週は23,000円の上値抵抗線を目指して動くか?

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +112.97 @25,527.07, NASDAQ -80.05 @7,852.18)。ドル円為替レートは111円台前半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,398に対して、下落銘柄数は623となった。騰落レシオは107.57%。東証1部の売買代金は2兆1679億円。

TOPIX +10 @1,776
日経平均 +126円 @22,713円

米欧の首脳会談で貿易摩擦緩和が合意された。これを受け米ダウ鉱業株30種平均が上昇し、円相場が1ドル=111円台前半まで円安方向に振れたことを好感して、TOPIXも日経平均も上げた。昨日大きく売られたソフトバンクやファナックなどの値嵩株が買い戻された。日銀が7月24日14時に固定利回りで無制限に国債を買い入れる指値オペを通知して長期金利の上昇を牽制した。新発10年物国債351回債の買い入れ利回りは0.100%と、日銀はこれまでの指値オペで示してきた0.110%から切り下げた。金利を低抑えるという日銀の意志が示され、これが円安・ドル高圧力となった。ただ、いずれは日銀は金融緩和政策を修正するとの観測が浮上している。

日経平均の日足は上向きの10日移動平均線の上で推移している。来週は23,000円の上値抵抗線を目指して動くか?

33業種中28業種が上げた。上昇率トップ5は、化学(1位)、鉱業(2位)、ゴム製品(3位)、陸運(4位)、保険(5位)となった。


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