TOPIX +12 @1,766
日経平均 -27円 @22,587円
TOPIXは小幅高、日経平均は小幅安となった。米国とEUが貿易摩擦の緩和で合意し、通商貿易を巡る不透明感が後退して幅広い銘柄が上げてた。ただ、日銀が上場投資信託(ETF)の購入配分を見直し、日経平均連動型を減らし、TOPIX連動型を増やす方向で検討するとの伝わると、日経平均寄与度が大きいファーストリテイリングをはじめとする値嵩株が売られた。
日銀の金融緩和政策の修正観測がくすぶり、債券が売られ、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが0.10%に上昇した。日銀が固定利回りで無制限に国債を買い入れる指値オペは実施せず、ある程度の金利上昇を日銀は容認していると解釈された。これを受け、円買い・ドル売りが活発化し、円高方向へ動いた。
33業種中30業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、陸運(2位)、ガラス・土石(3位)、建設(4位)、電気・ガス(5位)となった。