「一丈(約三メートル)の堀を超えんと思わん人は、一丈五尺を越えんと励むべし。二間(三・六メートル)の堀を超ゆるのに、二間と思いて、ゆるく跳べば、堀の中に落つるなり。」
一丈の堀を飛び越えたいのであれば、一丈五尺を跳ぼうと努力しなければならない。二間の堀を跳ぶのに始めから二間だと思っているようでは、堀の中に落ちてしまう、のだそうです。
目標を達成しようとするならば、目標のレベル以上に力を注がなければならない。 極楽往生を求める人もそうである。
法然は続けて「往生を期(ご)せん人は、決定(けつじょう)の信をとりて相励(あいはげ)むべきなり」と撰修念仏により信心をより深めることを説きました。
毛利元就も幼少の頃、家臣に連れられて神社詣でをした際家臣に何と願ったかと聞きました。
そうするとその家臣は、元就が安芸一国の大名となれるようにと願ったと答えました。まだ幼い元就は、何故日ノ本の征夷大将軍になるよう願わなかったのかと叱責したそうです。
毛利家がまだ広島県内の一豪族にすぎなかった頃の話です。
棒ほど願って針ほど叶うという言葉を知らないのか、と家臣を諭したそうです。本当のことかどうかは分かりません!
そんな訳で私も百万円儲けようと思ったら、一千万円儲けようと思ってこの
株式売買道を精進しなければならない、と心を改めなければならないのでしょう!!