半導体関連銘柄の下げが目立った

優利加さん
優利加さん
昨日の米国株式相場は下げた(DJIA -132.36 @24,174.82, NASDAQ -65.01 @7,502.67)。ドル円為替レートは110円台前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般はやや下げる銘柄の方が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が956に対して、下落銘柄数は1,066となった。騰落レシオは85.33%。東証1部の売買代金は2兆1275億円。

TOPIX ±0 @1,693
日経平均 -69円 @21,717円

TOPIXはほぼ変わらず、日経平均は3日続落した。米国株式相場がハイテク株主導(マイクロン・テクノロジー:一部製品の中国での販売が禁止された)で下落したことを嫌気して、東京市場でも半導体関連銘柄の多く(東京エレクトロン、アドバンテスト、SUMCOなど)が売られた。7月6日には米中両国が互の製品に追加関税を発動することになっており、中国経済の減速が見込まれるため、中国関連銘柄(安川電機、ファナックなど)も売られた。また、米国長期金利の上昇が止まり、今までのドル高基調に変化が見え始めた。世界経済の減速懸念が高まると、質への逃避として円が買われ、円高方向へ振れやすくなるかもしれない。

33業種中16業種が下げた。下落率トップ5は、電気機器(1位)、その他製品(2位)、機械(3位)、証券(4位)、保険(5位)となった。

優利加さんのブログ一覧