TOPIX ±0 @1,693
日経平均 -69円 @21,717円
TOPIXはほぼ変わらず、日経平均は3日続落した。米国株式相場がハイテク株主導(マイクロン・テクノロジー:一部製品の中国での販売が禁止された)で下落したことを嫌気して、東京市場でも半導体関連銘柄の多く(東京エレクトロン、アドバンテスト、SUMCOなど)が売られた。7月6日には米中両国が互の製品に追加関税を発動することになっており、中国経済の減速が見込まれるため、中国関連銘柄(安川電機、ファナックなど)も売られた。また、米国長期金利の上昇が止まり、今までのドル高基調に変化が見え始めた。世界経済の減速懸念が高まると、質への逃避として円が買われ、円高方向へ振れやすくなるかもしれない。
33業種中16業種が下げた。下落率トップ5は、電気機器(1位)、その他製品(2位)、機械(3位)、証券(4位)、保険(5位)となった。