日経平均、長めの下ひげを引いた陽線 ⇒ 下げ渋った

優利加さん
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昨日の米国株は大きく下落した(DJIA -165.52 @24,117.59, NASDAQ -116.54 @7,445.08)。ドル円為替レートは110円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が725に対して、下落銘柄数は1,289となった。騰落レシオは82.43%。東証1部の売買代金は2兆3501億円。

TOPIX -4 @1,727
日経平均 -1円 @22,270円

高まる米中貿易摩擦を背景に、米国株が大きく下げたことを受けて、TOPIXも日経平均も売り優勢で始まった。しかし、午前10時過ぎから切り返し始め、円相場が1ドル=110円台前半の円安・ドル高水準に動いたことと、シカゴ市場の時間外取引で米株価指数先物が上昇したこともあり、結局、前日比ほぼ変わらずまで戻した。中国・上海や香港などのアジア株式相場も大きく崩れることはなかった。原油高による原燃料コスト増は昨日に続き空運株の売りへつながった。

日経平均は、今日も、当面の下値支持線である22,000円を手前に跳ね返された。長めの下ひげを引いた陽線なので、下値では買いがたくさん入ったことを示す。

33業種中22業種が下げた。下落率トップ5は、空運(1位)、その他金融(2位)、保険(3位)、医薬品(4位)、情報・通信(5位)となった。


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