日経平均、下値支持線@22,000円辺りを守れるかどうか

優利加さん
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昨日の米国株式相場は小幅反発した(DJIA +30.31 @24,283.11, NASDAQ +29.62 @7,561.63)。ドル円為替レートは109円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,208に対して、下落銘柄数は801となった。騰落レシオは80.60%。東証1部の売買代金は2兆2300億円。

TOPIX ±0 @1,731
日経平均 -70円 @22,272円

TOPIXはほぼ変わらず、日経平均は小幅安となった。米中貿易摩擦に加えて、米イラン関係の悪化、原油高による企業の原燃料コストの増加懸念など、悪い材料がいっぱい。さらに、トランプ米政権が日本を含む世界各国にイラン原油の輸入停止を求めた。燃料代が上がる空運や海運が下げ、中国景気の影響を受けやすい機械、非鉄金属、鉄鋼株も弱かった。

悪材料ばかりの中で、日本株は粘っていると思う。日経平均は、足元の下値支持線となっている5月30日の押し目安値@21,932円、3月13日戻り高値@21,968を割り込むかどうかが注目される。

33業種中20業種が下げた。下落率トップ5は、ゴム製品(1位)、空運(2位)、海運(3位)、非鉄金属(4位)、機械(5位)となった。


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