米国株の大幅下落でも、わずかに上げた日本株

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -328.09 @24,252.80, NASDAQ -160.81 @7,532.01)。ドル円為替レートは109円台半ばの水準での動きだった。本日の日本株全般は終値では上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,209に対して、下落銘柄数は797となった。騰落レシオは78.06%。東証1部の売買代金は2兆3416億円。

TOPIX +3 @1,731
日経平均 +4円 @22,342円

米国と各国との高まる貿易摩擦を背景とした米国株の大幅下落を嫌気して、TOPIXも日経平均も続落して始まった。しかし、日経平均225PER=13.2倍、騰落レシオが80%を割り込むなど、割安感が増し、次第に買い戻された。終わってみれば両者ともにわずかに上げた。日経平均は5月30日安値@21,931円を手前に踏ん張った形となった。米国株が大幅下落したにもかかわらず、日本株はわずかだが反発したところに今の日本株の打たれ強さを感じる。

33業種中23業種が上げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、水産・農林(2位)、海運(3位)、パルプ・紙(4位)、その他金融(5位)となった。

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