日経平均 ; 22851.75 (+113.14)
TOPIX ; 1789.04 (+5.15)
JASDAQ指数 ; 3982.55 (+0.98)
マザーズ ; 1151.85 (+5.61)
東証REIT ;1743.69 (+1.60、2日続伸)
日経平均は反発。日銀の金融政策決定会合は市場予想通りで特にサプライズなしでしたが、出来高を伴って上昇しました。
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日経平均は113円高と反発、円弱含み支えに引けにかけ盛り返す、売買代金3兆円回復=15日後場
6月15日(金)15時20分配信 モーニングスター
15日の日経平均株価は前日比113円14銭高の2万2851円75銭と反発。朝方は、買いが先行した。14日の米国株式は高安まちまちながら、欧州株高やドル高・円安の流れを受け、寄り付き直後に一時2万2885円84銭(前日比147円23銭高)まで上昇した。一巡後は、利益確定売りに傾き、2万2770円38銭(前日比31円77銭高)まで伸び悩む場面があった。米中通商問題への警戒感に加え半導体株安が重しとなった。その後は円弱含み推移を支えに大引けにかけて盛り返した。なお、日銀は金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定(午前11時40分過ぎに伝わる)したが、市場予想通りで影響は乏しかった。
東証1部の売買代金は3兆791億円とSQ(特別清算指数)算出日を除き4月27日(3兆3144億円)以来の3兆円回復で、出来高は16億8394万株。騰落銘柄数は値上がり768銘柄、値下がり1254銘柄、変わらず67銘柄。
市場からは「米中貿易問題は短期的な反応があるにせよ、大方織り込んだとみている。米欧の金融政策を波乱なく通過し、水準訂正の流れにあるようだ。春先にかけて先物を売ってきた外国人投資家は買い戻しきれておらず、日銀のETF(上場投資信託)買い期待とともに需給的にも底堅い展開が続くのではないか」(国内投信)との声が聞かれた。
業種別では、JXTG <5020> 、出光興産 <5019> などの石油石炭製品株や、アステラス薬 <4503> 、塩野義薬 <4507> などの医薬品株が上昇。国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株や、菱地所 <8802> 、三井不 <8801> などの不動産株も堅調。HOYA <7741> 、テルモ <4543> などのその精密株も高い。
半面、ブリヂス <5108> 、洋ゴム <5105> などのゴム製品株や、SUMCO <3436> 、ニッパツ <5991> などの金属製品株が軟調。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株も安い。
個別では、オハラ <5218> がストップ高となり、ライクキッズ <6065> 、田淵電 <6624> 、太陽誘電 <6976> 、Bガレージ <3180> などの上げも目立った。半面、アドソル <3837> 、ニホンフラ <7820> 、ペッパー <3053> 、レーザーテク <6920> 、佐藤商 <8065> などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、20業種が上昇した。
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