TOPIX -6 @1,745
日経平均 -176円 @22,517円
貿易摩擦が米中だけにとどまらず、その他多数の国へも拡大していることを嫌気して、輸出関連株を中心に幅広く売られ、TOPIXも日経平均も下げた。また、米フィラデルフィア連銀が6月21日に発表した6月の製造業景況指数が前月から低下したことも相場に水を差した。日経平均は25日移動平均線を再び割り込み、まだ反発モードが不安定であることを示している。また、3月26日安値と5月30日安値とを結んだ上昇トレンドラインを少し割り込んだ。数日以内に上昇トレンドラインを回復できなければ、22,000~23,000円のレンジを上下する保ちあい相場に入るかもしれない。
33業種中27業種が下げた。下落率トップ5は、輸送用機器(1位)、パルプ・紙(2位)、保険(3位)、鉱業(4位)、空運(5位)となった。