前日の陰線を、陽線で本日ほぼ打ち消した

優利加さん
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先週金曜日の米国株式相場は上昇した(DJIA +75.12 @25,316.53, NASDAQ +10.44 @7,645.51)。ドル円為替レートは109円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,189に対して、下落銘柄数は800となった。騰落レシオは96.70%。東証1部の売買代金は1兆9134億円。

TOPIX +5 @1,787
日経平均 +110円 @22,804円

円相場が後場で、一時、1ドル=109円80銭近辺まで円安・ドル高となったことを好感し、TOPIXも日経平均も上げた。日経平均は、前日の陰線を、本日、陽線でほぼ打ち消した。米朝首脳会談を材料に、ヘッジファンドが円売りと同時に日経平均先物を買う動きに出たのも相場を支えた。また、現物株には裁定買いが入り、値嵩株が上げたが、米朝会談を控えて、様子見が多く、現物株の売買は薄商いだった。

明日、米朝会談の結果が出る。吉と出るか、凶と出るか?

米朝会談の後にも重要な日程が控えている。6月12~13日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、6月14日には欧州銀行(ECB)政策理事会、6月14~15日は日銀の金融政策決定会合、と続く。FOMCでは利上げがほぼ確実視されているが、今後に利上げのペースに市場の関心が集まっている。

33業種中26業種が上げた。上昇率トップ5は、石油・石炭(1位)、水産・農林(2位)、小売り(3位)、サービス(4位)、精密機器(5位)となった。

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