株の家庭教育 その15（勝手に格言ツクール）

[lopriderさん]

「ここんところ。どうなの？」

「ん？。なにが？。」

「パパの株の値段。もうかってまっか？。」

「んんん？。まぁ、ボチボチでんな・・・。とかゆう？。」

「いやぁ。実はね、テレビで株が暴落してるとかやってたんでさぁ・・・。ちょっと心配なんですケド。」

「アハハ！。ソーナンスか？。君もイロイロ気にするんだねぇ・・・。じゃ、ちょっと『解説します。』をするか。」

「ええっ？。うーん。ま、テミジカにお願いします。」

「まずは新格言。『配当は裏切らない。』」

「・・・？。」

「わが家の家計がピンチだった時にもね、父親（君のオジーさん）が残してくれた株の配当益ですいぶん助けられたんだよ。何十年もね。」

「ふーん。どれぐらい？。」

「いやぁ、そんなダイソレタ事じゃないけど、『干天の慈雨』的な事とかあるわけで。」

「？？？。」

「そっかぁ・・・。つまりね、君が買い物して、レジで1001円払おうとした時、1000円しかなかったとする。」

「そりゃ、悩ましいよねぇ。1円ぐらいって言っても、従業員が勝手に値引きは出来んだろーし。」

「そんな時、財布をさらってみたら1円見つかった！、とか。これがカンテンノジウ、ですかね。」

「あー。わかったようなわかんないような説明、有難うございました！。」

「ちょま！。勝手に案件クローズしない！。こっから本題だから。」

「そ？。」

「暴落時はねぇ、株価が半分なら、同額で2倍買えるわけ・・・。つまり、おんなじ投資額で２倍の配当額になるんだから、オトクでしょ？。」

「そもそも、ふつー、暴落時に買う？。怖くね？。」

「ふふふ、たとえばニュースでね、暴落で○○さんの資産が何百億円失われたとかやってるけどねぇ、本人たちは気にもしてないでしょ。だって、配当益だけで月額何十億もあれば、さ。株価が下がったとして、その人の持ってる企業の収益（配当）までが下がるわけじゃないんだから。」

「ということは・・・、暴落はむしろチャンスなんだ？！。」

「んだね。」