日経平均 ; 22171.35 (-30.47)
TOPIX ; 1749.17 (+1.72、2日続伸)
JASDAQ指数 ; 3939.94 (+1.70、2日続伸)
マザーズ ; 1133.08 (-2.18)
東証REIT ;1723.08 (-11.05、2日続落)
日経平均は小幅反落。昨日の欧米株安の流れを受け、また夜に米雇用統計の発表を控えて終日軟調な展開でした。
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日経平均は30円安と小反落、上げ転換後に再度マイナス圏入り、米雇用統計控え持ち高調整売り=1日後場
15時20分配信 モーニングスター
1日の日経平均株価は前日比30円47銭安の2万2171円35銭と小反落。朝方は、米国の保護主義的な通商政策への警戒感とともに前日の欧米株安を受け、寄り付き直後に2万2098円04銭(前日比103円78銭安)まで下落した。一巡後は、ドル高・円安の動きを支えに切り返して上げに転じ、前場中盤には一時2万2316円91銭(同115円09銭高)まで上昇した。その後、次第に上値が重くなり、後場入り後は株価指数先物にまとまった売り物が出たのをきっかけに再度マイナス圏入りし、直後に引き戻す場面もあったが、買い気は続かず、大引けにかけて小安くなった。週末要因に加え、現地1日の米5月雇用統計の発表を前に控え持ち高調整売りに抑えられた。
東証1部の出来高は16億599万株、売買代金は2兆6512億円。騰落銘柄数は値上がり1127銘柄、値下がり884銘柄、変わらず73銘柄。
市場からは「週末で米雇用統計待ちだが、日経平均は2日連続の日足陽線で比較的底堅い。ただ、6月は日米金融政策や、米朝会談の可能性などイベントが多く、先物で振らされる展開も予想される」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、任天堂 <7974> 、フラベッド <7840> などのその他製品株や、中部電力 <9502> 、九州電 <9508> などの電気ガス株が軟調。花王 <4452> 、三菱ケミHD <4188> などの化学株や、オリックス <8591> 、クレセゾン <8253> などのその他金融株も安い。
半面、トヨタ <7203> 、マツダ <7261> などの輸送用機器株が上昇。昭シェル <5002> 、JXTG <5020> などの石油石炭製品株や、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株も堅調。大林組 <1802> 、清水建 <1803> などの建設株も高い。
個別では、JVCKW <6632> 、田淵電 <6624> 、ライク <2462> 、ポーラオルH <4927> などの下げが目立った。半面、日本通信 <9424> がストップ高となり、インフォMT <2492> 、ヨシックス <3221> 、アイロムG <2372> などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、20業種が上昇した。
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