昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -391.64 @24,361.45, NASDAQ -37.26 @7,396.59)。ドル円為替レートは108円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が292に対して、下落銘柄数は1,760となった。騰落レシオは94.24%。東証1部の売買代金は2兆7783億円。
TOPIX -26 @1,736
日経平均 -340円 @22,019円
「イタリアショック」により米国株が大きく崩れ、TOPIXも日経平均も大幅続落した。イタリアでポピュリズム政党などが大統領主導の実務者内閣に反発し、早期の再選挙を要求している。欧州の政局混迷と経済の停滞が懸念される。円高・ユーロ安を嫌気して、昨日に続き、欧州での売上高比率が高い銘柄が目立って下げた(マツダ、コニカミノルタなど)。欧州各国の国債が売られ利回りは上昇したため(イタリア国債の利回りは一時3.4%辺りまで上昇)、保有外債の損失拡大が懸念される大手銀行株が下げた。では、欧州各国の国債を打った資金はどこへいったのだろうか?おそらく、米国国債だろう。米国債10年物の利回りが下がってきているからだ。
日経平均の日足を見ると、窓を空けてギャップダウンし、下ひげを引いた単陰線で終えた。寄り付いてからは下げ渋ったことが分かる。この株価位置は3月13日戻り高値@21,968円の下値支持線がある所である。本日のところは、辛うじてこの下値支持線で止まったと言える。また、この位置は上向きの60日移動平均線とほぼ接するところでもある。
33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、非鉄金属(1位)、保険(2位)、ガラス・土石(3位)、鉄鋼(4位)、輸送用機器(5位)となった。
TOPIX -26 @1,736
日経平均 -340円 @22,019円
「イタリアショック」により米国株が大きく崩れ、TOPIXも日経平均も大幅続落した。イタリアでポピュリズム政党などが大統領主導の実務者内閣に反発し、早期の再選挙を要求している。欧州の政局混迷と経済の停滞が懸念される。円高・ユーロ安を嫌気して、昨日に続き、欧州での売上高比率が高い銘柄が目立って下げた(マツダ、コニカミノルタなど)。欧州各国の国債が売られ利回りは上昇したため(イタリア国債の利回りは一時3.4%辺りまで上昇)、保有外債の損失拡大が懸念される大手銀行株が下げた。では、欧州各国の国債を打った資金はどこへいったのだろうか?おそらく、米国国債だろう。米国債10年物の利回りが下がってきているからだ。
日経平均の日足を見ると、窓を空けてギャップダウンし、下ひげを引いた単陰線で終えた。寄り付いてからは下げ渋ったことが分かる。この株価位置は3月13日戻り高値@21,968円の下値支持線がある所である。本日のところは、辛うじてこの下値支持線で止まったと言える。また、この位置は上向きの60日移動平均線とほぼ接するところでもある。
33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、非鉄金属(1位)、保険(2位)、ガラス・土石(3位)、鉄鋼(4位)、輸送用機器(5位)となった。