株価材料が少なくなってきた

優利加さん
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昨日の米国株式相場は反発した(DJIA +62.52 @24,768.93, NASDAQ +46.67 @7,398.30)。ドル円為替レートは110円台前半の水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,146に対して、下落銘柄数は840となった。騰落レシオは121.43%。東証1部の売買代金は2兆3870億円。

TOPIX +8 @1,808
日経平均 +121円 @22,838円

米国株の反発を受けて、TOPIXも日経平均も反発した。3月期決算企業の決算発表がほぼ完了し、株価材料が少なくなってきた。米国長期金利の上昇を受け、運用収益の改善が期待される保険と銀行が上げたが、短期筋の買いにすぎず持続性はなさそうである。北朝鮮を巡る情勢が再び不透明さを増してきた。6月に予定されている米朝首脳会談中止の可能性すら出てきたからだ。米朝交渉が決裂すれば、円相場が円高方向へ振れることも想定される。

33業種中6業種が上げた。上昇率トップ5は、水産・農林(1位)、石油・石炭(2位)、ガラス・土石(3位)、非鉄金属(4位)、保険(5位)となった。

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