東証３日続落 銀行株や輸出株に売り､半年ぶりの安値

[kuma_kuroiwaさん]

　11日の東京株式市場で日経平均株価は３日続落した。大引けは前日比244円13銭（1.98％）安の１万2102円50銭で、３月18日以来、約半年ぶりの安値を付けた。10日に６－８月期決算見通しと経営再建策を発表した米証券大手リーマン・ブラザーズが同日の米国株式市場で大幅に続落したことを受け、米金融不安が改めて嫌気され大手銀行株が売られた。香港株式市場でハンセン指数が大幅に続落するなどアジア株が全面安となったことも重しになり、輸出関連株など幅広い銘柄に売りが出た。朝方発表の７月の機械受注統計の弱さを受けファナックは年初来安値を更新した。