日経平均、辛うじて10日移動平均線の上で推移

優利加さん
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昨日の米国株は大きく続伸した(DJIA +182.33 @24,542.54, NASDAQ +73.00 @7,339.91)。ドル円為替レートは110円に迫る109円台後半での前日比円安水準で動いた。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が991に対して、下落銘柄数は989となった。騰落レシオは119.98%。東証1部の売買代金は2兆6308億円。

TOPIX +5 @1,778
日経平均 +88円 @22,497円

米国株やアジア株が上昇したことを受けて、TOPIXも日経平均も反発した。また、円相場が1ドル=110円に迫る円安方向へ動いたことも相場を支えた。円安への動きを好感し、自動車株が買われた。米国によるイランに対する経済制裁復活が原油需給を引き締めて原油高となるシナリオから鉱業や石油などの石油関連銘柄が買われた。ただ、心理的な節目であり、上値抵抗線でもある2月27日高値でもある約22,500円では上値が抑えられた。日経平均は辛うじて10日移動平均線の上で推移している。

33業種中24業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、石油・石炭(2位)、ガラス・土石(3位)、輸送用機器(4位)、精密機器(5位)となった。

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