先週金曜日の米国株式相場は大きく続落した(DJIA -201.95 @24, 462.94, NASDAQ -91.93 @7,146.13)。ドル円為替レートは107円第後半の前日比やや円安方向での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方がやや多かった。東証1部では、上昇銘柄数が955に対して、下落銘柄数は1,035となった。東証1部の売買代金は2兆1614億円。
TOPIX ±0 @1,751
日経平均 -74円 @22,088円
日経平均は小幅安となったが、この3日間、22,000円を割り込むことなく下値は堅く、且つ、17日連続で10日移動平均線の上で推移している。
iPhone Xの販売が低迷しているとの観測を背景に4月20日の米国株式市場でアップル株が急落した。これを嫌気して、スマートフォン向け需要の減少が懸念され、東証株式市場でもTDKやアルプスなど関連銘柄が売られた。他方、鉄鋼、海運など景気敏感株は買われた。
さらに、原油価格が1バレル70ドルに近づき3年ぶりの高値圏にあり、これに呼応して米国長期金利が3%近くまで上昇した。これを好感して、これまで割安で放置されてきた保険や銀行も買われた。ただ、米国金利上昇が2月初旬の株価急落の原因となったので注意が必要だが、あれは賃金の予想外の急上昇がきっかけだった。今回の金利上昇は原油高が主な要因である。FRBが金融政策で重視する物価指数はエネルギー価格を除外している。原油価格が上昇すれば産油国が潤い、そのオイルマネーが日本株を買うというシナリオも考えれる。
33業種中16業種が上げた。上昇率トップ5は、保険(1位)、銀行(2位)、鉄鋼(3位)、海運(4位)、証券(5位)となった。
TOPIX ±0 @1,751
日経平均 -74円 @22,088円
日経平均は小幅安となったが、この3日間、22,000円を割り込むことなく下値は堅く、且つ、17日連続で10日移動平均線の上で推移している。
iPhone Xの販売が低迷しているとの観測を背景に4月20日の米国株式市場でアップル株が急落した。これを嫌気して、スマートフォン向け需要の減少が懸念され、東証株式市場でもTDKやアルプスなど関連銘柄が売られた。他方、鉄鋼、海運など景気敏感株は買われた。
さらに、原油価格が1バレル70ドルに近づき3年ぶりの高値圏にあり、これに呼応して米国長期金利が3%近くまで上昇した。これを好感して、これまで割安で放置されてきた保険や銀行も買われた。ただ、米国金利上昇が2月初旬の株価急落の原因となったので注意が必要だが、あれは賃金の予想外の急上昇がきっかけだった。今回の金利上昇は原油高が主な要因である。FRBが金融政策で重視する物価指数はエネルギー価格を除外している。原油価格が上昇すれば産油国が潤い、そのオイルマネーが日本株を買うというシナリオも考えれる。
33業種中16業種が上げた。上昇率トップ5は、保険(1位)、銀行(2位)、鉄鋼(3位)、海運(4位)、証券(5位)となった。