2018年4月10日(記録のみ)

天地人さん
日経平均 ; 21794.32 (+116.06、2日続伸)
TOPIX ; 1731.94 (+6.06、2日続伸)
JASDAQ指数 ; 3971.45 (-11.50、3日続落)
マザーズ  ; 1176.82 (-5.96)
東証REIT ;1708.27 (+14.92、2日続伸)

日経平均は続伸。米中貿易摩擦懸念がくすぶっていますが、今日は中国習主席の演説を材料に買い戻しが進みました。この問題が解決するより先に、マーケットが慣れて反応しなくなりそうな気がしますね。

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日経平均は116円高と続伸、朝安後に上げ転換、習主席発言で一時2万1900円回復の場面も=10日後場
15時16分配信 モーニングスター

 10日の日経平均株価は前日比116円06銭高の2万1794円32銭と続伸。朝方は、ドル安・円高が重しとなり、売りが先行したが、一巡後は上げに転じ、株価指数先物買いを交え上げ基調を強める場面があった。中国の習近平国家主席が10日のボアオ・アジアフォーラムの演説で中国市場の開放や輸入関税の引き下げなどに言及したと伝わり、投資家心理が改善。円相場が対ドルで弱含むとともに時間外取引で米株価指数先物が上昇たことで、前引け間際には2万1933円99銭(前日比255円73銭高)まで値を上げた。後場は、戻り売りに上げ幅を縮小した後、いったん持ち直したが、買い気は鈍く大引けにかけて上値の重い動きとなった。

 東証1部の出来高は14億6866万株、売買代金は2兆7034億円。騰落銘柄数は値上がり1129銘柄、値下がり873銘柄、変わらず80銘柄。

 市場からは「習主席の発言が効いたが、先物主導の買い戻しの範ちゅうであり、米中貿易摩擦問題がこれで完全に払しょくされた訳でもない。ただ、悪い材料への感応度が鈍り、良い材料には反応しやすくなっており、上をにらむ機運が出ているようだ」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、新日鉄住金 <5401> 、JFE <5411> などの鉄鋼株や、コマツ <6301> 、IHI <7013> などの機械株が堅調。JXTG <5020> 、出光興産 <5019> などの石油石炭製品株や、ブリヂス <5108> 、住友ゴム <5110> などのゴム製品株も買われた。

 半面、小野薬 <4528> 、エーザイ <4523> などの医薬品株が軟調。楽天 <4755> 、リクルートH <6098> などのサービス株や、サッポロHD <2501> 、サントリBF <2587> などの食料品株も安い。

 個別では、トーセイ <8923> 、ペッパー <3053> 、リソー教育 <4714> 、邦チタ <5727> などの上げが目立った。半面、ライク <2462> 、フリービット <3843> 、エスクロAJ <6093> 、4CHD <8008> などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、21業種が上昇した。

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