東証から発表された3月26日の週の投資部門別取引状況を確認し、投資家グループの動向を理解した上で、投資活動に役立てたい。
3月26日の週は、日経平均が26日始値の20,423円から30日終値の21,454円と、約1000円の上昇となった。
なお、この統計は毎週第4営業日の午後3時に日本取引所HPにアップデートされている。
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下表グラフの横軸が各週を示しており、 3月第4週目が3月26日の週の売買状況を表している。
グラフの見方は、上向きバーが買いをした投資主体、下向きバーが売りをした投資主体で、青色が個人投資家、赤色が証券会社、ピンク色が外国人投資家である。
外国人投資家は48億円の買い越しと12週間ぶりに買い越しに転じた。
一方、個人投資家は2週間ぶりに売り越しに転じている。この2グループがマーケットのトレンドを形成しており、動向をウオッチしていく。
先週は大きく売り越す、買い越すグループがなく均衡状態だった。
投資部門別売買状況のグラフ