内外懸念後退で大幅高

天地人さん
日経平均 ; 21317.32 (+551.22、2日続伸)
TOPIX ; 1717.13 (+45.81、2日続伸)
JASDAQ指数 ; 3950.67 (+35.58)
マザーズ  ; 1164.69 (+13.21)
東証REIT ;1675.13 (+11.56)

日経平均は大幅続伸。国外では米中貿易摩擦の懸念後退、国内では政局不安の後退、内外で相場を支えるニュースが出て、ほぼ全面高となりました。これまでアベノミクスや異次元緩和で株高を引っ張ってきただけあって、市場の安倍首相への信任は強いですね。マーケット的には現政権継続が望ましいんだと思いますが・・・。

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日経平均は551円高と大幅続伸し高値引け、今年2番目の上げ幅、値上がり銘柄数1900超=27日後場
15時19分配信 モーニングスター

 27日の日経平均株価は前日比551円22銭高の2万1317円32銭と大幅続伸し、高値引け。全面高の展開となり、上げ幅は今年2番目。22日以来3営業日ぶりに2万1000円台を回復した。朝方は、米中貿易摩擦への懸念後退を背景に26日の米国株式が大幅反発した流れを受け、買い優勢で始まった。円高一服や、時間外取引での米株価指数先物高も支えとなった。また、注目された森友問題をめぐる佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問で、同氏は文書改ざんは理財局で対応し、首相や首相官邸の関与を否定、国内政局に対する不安が和らいだことも投資家心理の安定化につながり、上げ幅拡大の流れとなった。

 一方、TOPIXは同45.81ポイント(2.74%)高の1717.13ポイントとなり、上昇率は16年11月10日以来の大きさとなった。

 東証1部の出来高は16億4385万株、売買代金は3兆2137億円。騰落銘柄数は値上がり1966銘柄、値下がり105銘柄、変わらず13銘柄。

 市場からは「米中貿易戦争激化への懸念といった極度の不安材料が和らぎ、戻りに入ったが、根本的に解決した訳ではない。下値で買いが入っても、どこまで上値を追えるかが問題だ。ただ、(1月と2月の戻り高値を結んだ)短期的な下降トレンドラインの延長線にあたる2万1500円近辺を超えてくると、戻り相場への期待が高まる可能性がある」(準大手証券)との声が聞かれた。

 東証業種別株価指数は全33業種が値上がり。業種別では、JXTG <5020> 、コスモエネH <5021> などの石油石炭製品株や、東海カ <5301> 、TOTO <5332> などのガラス土石株が上昇。三菱商 <8058> 、三井物 <8031> などの卸売株も堅調。住友不 <8830> 、三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株や、JR西日本 <9021> 、東武 <9001> などの陸運株も買われた。

 個別では、イーブック <3658> がストップ高となり、アルゴグラ <7595> (前場に一時ストップ高)、象印 <7965> 、アグロカネシ <4955> 、キューブシス <2335> などの上げも目立った。半面、Vキューブ <3681> 、AFL <8686> 、AGS <3648> 、マイネット <3928> などの下げが目立った。 

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