日経平均 ; 21676.51 (-127.44)
TOPIX ; 1736.63 (-6.97)
JASDAQ指数 ; 4099.58 (-13.78、2日続伸)
マザーズ ; 1234.64 (-16.11)
東証REIT ;1695.53 (+6.16、4日続伸)
日経平均は反落。米国ではマクマスター大統領補佐官の解任報道、日本では森友問題で共に政治リスクが高まっており、相場にとっては良くない状況ですね。このタイミングで安倍政権に何か起きるとはあまり考えたくありませんが・・・、市場にとっては大きなリスクになりつつあるので警戒必要かなと思います。
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日経平均は127円安と反落、朝高後に下げ転換、円強含みに週末要因で持ち高調整売り=16日後場
15時18分配信 モーニングスター
16日の日経平均株価は前日比127円44銭安の2万1676円51銭と反落。朝高後に下げに転じた。米保護主義への警戒感は根強く、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)の解任報道を受けて円相場が強含むとともに軟化。株価指数先物売りを交えて下げ幅を広げ、後場前半には一時2万1632円85銭(前日比171円10銭安)まで下落する場面があった。週末要因もあり、持ち高調整売りの動きを強めた。一巡後は下げ渋ったが、戻りは限定された。朝方は、15日のNYダウ・欧州株高や対ドルでの円高一服を支えに買い優勢で始まり、寄り付き直後に2万1879円28銭(同75円33銭高)まで上昇していた。
東証1部の出来高は13億8806万株、売買代金は2兆7098億円。騰落銘柄数は値上がり705銘柄、値下がり1277銘柄、変わらず88銘柄。
市場からは「週末で売りが出やすいなか、25日移動平均線でギリギリ持ち堪えたが、日米政治リスクはくすぶったままだ。答えが出るまでは一喜一憂しながら、レンジ相場が続くのではないか」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、東電力HD <9501> 、関西電 <9503> などの電気ガス株が軟調。ファナック <6954> 、TDK <6762> などの電機株や、ニコン <7731> 、オリンパス <7733> などの精密株も売られた。東レ <3402> 、帝人 <3401> などの繊維製品株もさえない。
半面、ヤマトHD <9064> 、SGHD <9143> などの陸運株が堅調。中越パ <3877> 、トーモク <3946> などのパルプ紙株も高く、日水 <1332> 、サカタのタネ <1377> などの水産農林株もしっかり。
個別では、三井ハイ <6966> 、ネオジャパン <3921> 、enish <3667> 、インフォMT <2492> などの下げが目立った。半面、バロック <3548> 、山陽特鋼 <5481> 、ヴィンクス <3784> 、島精機 <6222> などの上げが目立った。この日、東証1部に新規上場した日総工産 <6569> は公開価格3250円に対し、770円高の4020円で初値を付け、終値は同750円高の4000円。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、22業種が下落した。
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