深刻だけど、深刻じゃない、だけど深刻

[lopriderさん]

登場人物

LOP：主人公

H太：LOPの息子（NISAの成果＝お小遣的システムに苦闘中。）

「パパは明日から株トリヒキするんだっけ？。」

「大発会だからねぇ。そんなにシンケンじゃないけど、チャンスがあれば、もちろん取引するかも。」

「それって、どーゆーチャンス？。」

「うーん。本当は小ネタなんだけど、イロイロ煽りが入るとねぇ。・・・インテルのCPUの脆弱性ネタとか。」

「それって、さっきニュースを読んだけどイミフだったんだ。（・・・まぁどうせ、あとでテクノロジーオタクのパパに聞けばいいことなんだからって思ってたんだけどね。）」

「えーと、要約するとね、『深刻な欠陥だけど、深刻な問題じゃない。でも深刻な影響があるかも。』なんだよ。」

「（要約しすぎだろ！。マッタク意味がワカラン。）アレクサ・・・じゃなくて、パパ（パパクサとかだと、加齢臭ネタみたく、なんかdisってるみたくなるし。）・・・もっとちゃんと説明して！。」

「つまり、『インテル入ってる。』だと、ネットしてるだけでクレジットナンバーとか金融機関のパスワードとか抜かれる可能性があるってこと。・・まだ実証コードはないんだけど、これって時間の問題だろうし、・・・それが（深刻な欠陥。）でもソフトウェアでパッチあてれば無問題だから、べつに（深刻な問題じゃない。）当面の対策でCPU性能が30％低下するとか書いてるメディアもあるけど、それは最悪の状況を想定した場合だからねぇ。そんな（ガチガチに籠城する的な）パッチがずーっと通用するわけないし、対案はいくらでもあるんだ。でも、ナスダック的にはIT関連に下げ圧力をかけるための材料になるんだよ。『やばいゾ！。』とか言って、逃げるヤツがいたら、そこから利益をかすめとる気満々だろうし。・・・だから（深刻な影響があるかも。）」

「つまり、『あんまり、気にすんな。』ってこと？。」

「まーね。intelが下がって、AMDの株価は上がるだろうけど、そのへんは持ってないから関係ないしさ。だけど、もしこれでETF（VT）とかが下がったら喜んで買い増しするけどねぇ。」

「ええっ？！。（ナニカちょろっと変な事言ってたケド、わざとらしいヒントなのかなぁ？。・・・直接聞いてもはぐらかされるだろうし。）ふーん。VTかぁ？。」

「そーだよ。（・・・実はわが家の今年のNISAはバンガード・トータル・ワールド・ストックが主体だったりするんだよね。H太には秘密なんだけど。資料にはちゃんと入れといたから、主体的に考えろってことだし。・・・その周辺情報は、あとで自分でちゃんと調べておこうね！。）」