
今まで大きな病気や怪我をせず、
健康であり続けることが当たり前のように思っていたけれど、
実はそれは奇蹟に近いものだったのでは、と思うようになりました

そして、松葉杖をついていると、
本当に多くの人から声を掛けられることに気付きました

バスを降りると、全然知らない人が追いかけてきて、
「あなた、足どうしたの?」と尋ねられて、驚いたこともあります

また、淡路島に行ったとき、
ふざけていろんなポーズをして写メを撮りまくっていたら、
隣の席に座っていた若い女性から、
「写真、撮りましょうか。」と声を掛けられました

「はい、チーズ。」「もう一枚。」「わ~、今の表情、凄く良い!」
などとおだてられ、私たちはテンションアップ

調子に乗って、10枚くらい撮ってもらいました

お返しに、こちらもその女性と一緒にいた男性の写真を、
何枚も何枚も撮りました

「ありがとう。」とお互いにお礼を言って、歩き始めた時に気がつきました。
その男性は歩く時、大きく足を引きずっていることに

もしかして、その男性と女性は不安の真っ只中にいたのかもしれない、
とその時気がつきました

松葉杖をついている私を見て、辛かった時を思い出したり、
同じ想いをしているだろう人に声をかけらずにはいられなかったのかもしれない

私は既に松葉杖を返却し、
来月のリハビリが「最後の確認になるでしょう。」と聞いています。
あとは自分自身で体力作りを励むのみ

今まで声を掛けてくれた人々も順調に治っているだろうか。
青い空を仰ぐ時、ふっと、思い出します

ご縁がありましたみなさま
本年は大変お世話になりました
来年もよろしくお願い致します

【写真】蝉の抜け殻。
7月にその存在に気付いて9月にブログに書いているんだけれど
ふたつのうちひとつがまだ残っていました!
その間何度も大雨や台風など来ていたのに。
頑張るなあ~
