登場人物:
LOP:主人公
Q美:LOPの妻(最近、『夫を教育する』系の雑誌の特集を読んでから、ちょっと言動がヘン。)
「さっき見てたら、去年の同じ時期の写真とメモがスマホに残ってたんだけど、ナントS市でかき氷食べてた・・・。メモには『寒い!。』とだけ書いてあったよ。」
「ああ、アナタとC庵によくいってたねぇ。ワタシ、あの頃かき氷にハマってたんだよね。でも店の中は暖房ガンガンで暑いくらいだからオイシイけど、お店出てからがねぇ。」
「でもナンカ去年はお正月にも行ったような気がする・・・。食べて応援とか言ってなかったっけ?。毎月数回かならず行ってたし。」
「うーん。ダッテC庵がツブれたら困るもん!。夏はすごい行列だけど、冬はスゴクすいてるから。もしC庵の株があったらワタシぜったいにカブヌシになるのに!。」
「だろうねぇ。(マザースは無理としても、クラウドファンディングとかなら、・・・まあアリウルかな。)」
「うう、思い出したら食べたくなって来た。今からどう?。」
「いやいや、今日は氷点下まで下がるとか言ってたんですけど。さすがにツラくね?。」
「キミィ、知らんのかね、寒い日にあたたかい部屋で冷たいものを食べるのがシアワセなんだよ!。」
「うーん。(無駄極まりないライフスタイルだなぁ。)でも、今日はちょっとこれから用事があるんで無理。だから夕ごはんに、(ソーメンとか冷奴みたいな、)なんか冷たいものでも食べればいいんじゃ?。」
「それでワタシがシアワセになるって思ってるんなら、甘いデス。ワタシが食べたいと思ってるものとオンナジくらい、とっても甘いデス!。」
「はぁ・・・、(察し)わかったよ、帰りにどっかでオミヤゲにアイスでも買ってくるよ。」
「うんうん、(これってワタシのキヨーイクの成果だね。タシカ、そのあとはホメて伸ばしましょうだったっけ?)アナタもだんだんヒトの気持ちが理解できるようになって来てるよ。よく出来ました。・・・もう少しだから、ガンバロウね。」