優利加さんのブログ

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日経平均、約21年3カ月ぶりに2万2000円台を回復

昨日の米国株式相場は総じて上げた。(DJIA +71.40 @23,400.86, NASDAQ -7.12 @6,556.77)。ドル円為替レートは114円台前半の円安方向へ動いた。本日の日本株全般は上昇した。東証1部では、上昇銘柄数が1,592に対して、下落銘柄数は368となった。騰落レシオは125.49%となった。東証1部の売買代金は3兆1008億円。

TOPIX +17 @1,771
日経平均 +269円 @22,008円

米国株高と円安を受けて、さらに高まる好業績期待によりTOPIXも日経平均も続伸した。日経平均は約21年3カ月ぶりに2万2000円台を回復した。1996年6月につけたバブル崩壊後の戻り高値、2万2666円という次の上値抵抗線が強く意識される。欧州中央銀行理事会では量的金融緩和の縮小が発表されたが、償還金の再投資を当面続けるので緩和的な環境が続くと見られる。これを受けて、ユーロ売り・ドル買いが加速し、それが円売り・ドル買いへと進んだ。

日本株は夏場まで他地域の株価に比べ出遅れていたが、この数週間で海外投資家による見直し買いが一気に進んだ。これまで欧州に向かっていたグローバルマネーが日本に向かい出したようだ。東証が10月26日に発表した投資主体別売買動向では、外国人による10月第3週の現物買い越し額は4452億円となり、4週連続の買い越しとなった。
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp
外国人の資金が株式市場に入るときは大きな金額で買ってくるので、大型株が中心となり、流動性の制約から中小型株は置き去りにされやすい。日経平均が記録的な16連騰で上げたのに、大して上げなかった銘柄は多い。

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