lopriderさんのブログ

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日本昔ばなし(ろっぷらいだあのけいたい)

「雨じゃのう・・・。サチや。外で遊びたかろうが、どうも晴れ間は見えんな。

ひとつ、昔話でもしてやろうかい。


むかしむかし、あるところに・ろっぷらいだあ・という男がおってな、山へ行って柴刈りをするときけいたいでんわが要ると思ったんじゃ。なになに時代考証がめちゃめちゃじゃと・・・。ほっほっほ。そりゃ昔はじだいこうしょうはなかったから、ぜんぜんおっけーなんじゃ。


さて、というわけで男はでんわがいしゃの人間を家に呼んで申し込みをしたんじゃ。だいりてんじゃと?そんなものはまだまだなかったんでな。

でんわがいしゃの人間は3つの箱を持ってきてな、その中から、けいたいを取り出したんじゃよ。おおきなけいたいと、もっとおおきなけいたいと、さらにおおきなけいたいじゃった。


そこでろっぷらいだあ・・・めんどうじゃから、ろぷのりと省略するか・・・ろぷのりはおおきなけいたいをとって、目の前にいる人間にでんわしてみた。

ところがつうわがまったくダメじゃった。まだきちきょくが足りないとでんわがいしゃの人間はぬかしおった。そこでろぷのりはもっと大きいけいたいをつかってみた。ところが、これもかすじゃった。そこでろぷのりはいやいやさらにおおきなけいたいをかついだ。・・・いやはや、それはもはや手に持てるようなけいたいではなかったんじゃよ。

雨の日も風の日もろぷのりは重いけいたいをかついで山に柴刈りに行った。


・・・そして何年もの月日が流れたんじゃ・・・


ある日里におりてきたろぷのりは、きしゅへんをしようと考えたんじゃ。

もう里にはだいりてんも出来ておったでな。けいたいをかついでろぷのりはだいりてんに入っていったんじゃ。


すると、どうじゃ、だいりてんじゅうの人間があつまってきてろぷのりを取り囲んだんじゃ。こんなれあもんは誰も見たことがなかったからのう。・・・おきゃくさま、さぞかし重かったでしょう・・・としてんちょうは涙ぐんでいたんじゃ。


サチや。ここから、ろぷのりは学んだんじゃよ。てくのろじぃの進歩はとても、おどろくほど早い。全固体電池はけいたいをさらに軽くするじゃろうし、もうみんなもってると思われたけいたいも、でんちのりぷれいす需要も考えたぽおとふぉりおを用意しておくべきなんじゃ!。


さて、そのためには・・・。」

「アナタ。犬と遊んでる暇があるなら、これ手伝ってよ。」

「ちぇ。これから、いいところだったのに・・・。」


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