優利加さんのブログ

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日経平均、10日続伸

先週金曜日の米国株式相場は続伸した(DJIA +30.71 @22,871.72, NASDAQ +14.29 @6,605.80)。ドル円為替レートは111円台後半の円高方向での動きだった。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,204に対して、下落銘柄数は741となった。騰落レシオは135.05%となった。東証1部の売買代金は2兆6482億円。

TOPIX +11 @1,719
日経平均 +100円 @21,256円

10月13日の米株高を背景に、また、衆院選で与党の優勢が伝わり、政権の安定期待による相場の先高観も強まり、TOPIXも日経平均も年初来高値を連日で更新した。これで日経平均は1996年11月27日(2万1345円)以来、約21年ぶりの高値を付けた。10日続伸は15年5月15日~6月1日の12日続伸以来の連続上昇記録。今日は円高も跳ね返した。上昇の背景にあるのが、衆院選の自公圧勝の予測である。一部では自民党の単独300議席超えも報じられ、政権の安定を好む外国人投資家を中心に、株式市場は12年と14年、過去2回の「アベノミクス選挙」後に実現した株高を織り込む動きを強めている。

2万2000円で買う権利のコール・オプションには海外投資家の買いが入り、建玉が積み上がっている。日経平均のオプション動向を見ると、2017年12月限のコールの2万2000円の権利行使価格で建玉が大幅に増えている。10月13日には2万3046枚と9月末(29日)に比べ3割以上増加した。ただ、先物や現物株ではなくコールを買っているのは、相場下落局面でリスク限定としたいためであり、急落する可能性も考慮している。上昇に賭けてはいるものの半身の構えとも言える。

33業種中29業種が上げた。上昇率トップ5は、鉄鋼(1位)、保険(2位)、証券(3位)、銀行(4位)、石油・石炭(5位)となった。

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