61番目の男さんのブログ
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私が考える、チャートの正しい読み方
NY休み+首相辞任で、全く予想もできなかった今日の相場。昨日大幅に下げたので、あまり値幅無いところをウロウロかな~と思っていたのですが、引け後に株価見たら急落!日経平均-224.71円は強烈です。先物の売り仕掛けのようでしたが、結局終値は8月22日の安値12,632円を割ってきました。東証1部の売買高は18億8074万株と最近の水準よりちょいと多め。騰落レシオ25日は78.15と弱気水準です。これでまた1段下が見込まれる場面になりました。買いはしばらく封印でしょうか。
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さて、今日のお題の「正しいチャートの読み方」。株価チャートって今までの株価の推移を一目で見ることができて便利なものです。普通のものだと25日と5日移動平均線やら出来高が付いて、それをいろいろ勉強することで今後の株価の推移が分かる、なんてテクニカル派の人は言うわけですが、そんな簡単に将来は読めません。んじゃ意味無いじゃん、と思うわけですが、いろいろ本とかチャートを見ていて気付きました。ちょっと発想を変えてチャートを読むと面白いことが見えてくるな~と。
というわけで前置きが長くなりました。
私が考えるチャートの正しい読み方は、「過去にその銘柄を買った人が、今日どんな心理状態にあるかを確認する」だと思います。
ちょっと具体的に説明をすると、例えば私は数日のスイングをしていますので、とりあえず数日前に株を買った人が主たる敵(?)となるわけです。数日前よりも今日の株価が上がっているとすると、数日前に株を買った人は利益が出ているわけで、たぶんその人はハッピーな状態にあります。その人から株を買うということは、その人を幸せにするだけで、自分の幸せには必ずしも結びつきません。そんなハッピーな人が多い場合、どうしても売り圧力が大きくなります。それ以上に株が欲しい人(今日買いを入れる、自分のような立場の人)が出てこない限り、株価は下落します。
逆に数日前よりも今日の株価が下がっているとすると、数日前にスイング狙いで株を買った人は既に損切りしてなければショック倍満です(笑)。そろそろ切ろうかどうしようか迷っているでしょう。さらに下げれば耐えきれずに切るでしょう。そのあたりが買い場なわけです。需給を考えると、売りたい人がいなくなれば株価は自然と回復しますからね。
上昇銘柄を押し目で買うというのも、この今ホールドしている人の心理状態を逆に狙え、と言っているわけです。ただし上昇銘柄が下がってきてさらに下げると、そのちょっと下で買っていた人も切り始め、株価が下がり、さらに下で買っていた人も切り、という悪循環に陥ります。これが上昇銘柄の急落です。まあ突き詰めると、チャートにおける抵抗線などと同じ考えに行き着くんですけどね。
チャートを眺めながら、「以前この株を買っていた人は今どんな心理状態なのかなー」と考えてみると、チャートを見るのが楽しくなってくると思います。ぜひ試してみてくださいね。
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確かに!移動平均線なんか主たるもので、買値の平均ですから、株価が平均線より上にある場合は、「儲かっている人が多い」ということですし、下にあれば、その逆ですね。それに、日々の出来高(数量)、価格帯別出来高などもそれに当たるでしょうね。銘柄毎の信用残高もそうですし(信用は制度信用が多いでしょうから6ヶ月の損益も参考になりますね)、やはり心理戦なんでしょうね~。
「正しい読み方」ごもっともだと思います!私も株からちょっと距離をおきつつありますが、61番目の男さん同様、日記はつけていこうと思っております。では、良い週末をお過ごし下さいませ~!私の週末は三国志Ⅸを終わらせるゾ!カナ・・・(笑)では、(*'-')ノ~*
コメント遅くなりスミマセン。
いろいろ勉強してチャートとかも分かってはくるのですが、ではどこで買えばいいの?というと難しいところです。今までの損を取り返したいと思い色々やってますが、どうにもしっくりこないような。最近は、極力シンプルな投資手法はないかな~と思い始めているところです。