先日、ヤフーニュースを見ていて、「マツタケの人工栽培」が韓国で成功の記事が掲載されていたのを見つけた。
読んでみると、9月16日に3本のマツタケが生えたこと確認。同試験地では、2010年10月に1本の栽培に成功しており2度目の成功だ。
今回は、マツタケが生えた場所に松の苗木を植え、苗木に感染させる → 感染させた苗木を大きな松が有る山へ移植する方法で行われた。
日本では1983年に広島で1本の人工栽培に成功したが、その後の成功例はないようだ。
受けた印象は「商業ベースに乗るのか?」である。コメント欄を見てみるとやはり、再現性・コスト面に対する疑問が多く投稿されていた。
そこで、ふと以前に「タカラバイオ(4974)」がマツタケの人工栽培に関する技術を開発したとのニュースがあったのを思い出した。
調べてみると、2008年に「子実体原基」の発生に成功していた。子実体原基とは、子実体(キノコ)の前段階のようだ。
写真を見てみると、ビン型の容器で栽培されていたので、おそらく量産型のようだ。
ただ、量産型の人工栽培に成功したとして、美味しいのか?香りはいいのか?さらに、希少価値が無くなったマツタケはどれほどの値段がつくのだろうか?疑問だ。
どうであれ、技術の発展によってマツタケが安価手に入るようになる未来は楽しみだ。そんなことを考えて書いてみた。
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