映画ずきのしんちゃんさんのブログ
円高トレンドはずみ
10日の日経平均は19729.74(-8.97)、日足は基準線、転換線の下、雲の中で、パラボリックは下向き、MACD、モメンタムもはマイナス圏を下降中。週足は基準線の上、転換線の下、パラボリックはプラスだが、MACDは下げており、モメンタムも下降。日足はマイナス2σをした抜けており、完全な下降トレンド。下値のめどは日足は雲の下限19369、週足は基準線19283あるいはパラボリックの19506あたりか。これを切ってくるとさらに下降が加速する危険がある。
ドル円は109.19。日足は基準線、転換線、雲の下、パラボリックは下向きで、MACDもモメンタムも下降。雲の下で下値のめどを失っている。ボリンジャーもマイナスσとマイナス2σの間。週足は基準線、転換線、雲の中で、パラボリックは下向きに転換、下値のめどは雲の下限108.98だが、瞬間的にはすでにこれを切ってきている。週足が雲の下限をした抜けてしまうと、月足(こちらもすでに基準線、転換線、雲の中)のパラボリックの105あたりが次の節目になろう。
アメリカのインフレ指標が予想に届かなかったことで、10年物国債の金利が低下しており、さらにトランプの言動によって北朝鮮との軍事的衝突の可能性が浮上、リスクオフの雰囲気が高まり、円高ドル安に弾みがついてきている。日足、週足、月足ともに基準線の下にあり、日足週足が下値のめどを失ういかけている。北朝鮮リスクが仮になくなっても、インフレ期待がアメリカで高まってこないとドル円の反転は難しい。これまで為替離れをしてきた日経平均だが、ダウがピークアウトしたこともあり、もしもドル円が想定為替レート108円近辺を切るようになって来れば、大幅な調整になる可能性もありそうだ。