歯肉炎とは、歯茎が腫れた状態です。歯にべっとりついた汚れ、プラークや歯石によって、歯茎が腫れます。
歯肉炎の症状として、歯茎から血が出たり、腫れると、痛みが出ることもあります。歯肉炎は歯周病の前段階であり、歯肉炎が進行すると、歯を支える骨を溶かします。(光重合照射器)
子供の場合は歯肉炎から歯周病へはほとんどの場合、進行しません。これは、免疫力が高く、歯茎の防御機構が高いからだと考えられています。
歯周病に進行していないのであれば、問題ないのでは?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。しかし、子供だからといって、歯肉炎が歯周病に進行しないわけではありません。中には歯周病になってしまって、歯の寿命を短くすることもあります。
また、歯肉炎は歯茎に炎症を起こしています。常に体の免疫が戦っている状態であるため、気づかないうちに体力を消耗させてしまっています。(光重合器)
つまり、風邪をひいたときに、風邪がなかなか治りにくくなったりする可能性が高くなります。歯肉炎は体にとって、何一ついいことがありません。