窓際リーマンさんのブログ
ブログ
FOMCの記録(2017年7月25日~7月26日)
FOMC声明全文(7/25、7/26)
・6月の連邦公開市場委員会(FOMC)以降に入手した情報は、労働市場が引き締まり続け、経済活動が今年ここまで緩やかに拡大していることを示している。雇用は堅調。失業率は低下している。家計支出と企業の設備投資は引き続き拡大した。前年同月比でみると、全体のインフレ率と食品やエネルギーの価格を除く指標は低下し、2%を下回っている。将来のインフレを示す市場ベースの指標は低いままで、調査に基づいた長期的なインフレ期待の指標は、総じてあまり変わっていない。前年同月比でみたインフレ率は短期的には引き続き2%をやや下回るが、中期的には委員会の目標である2%近辺で安定すると予測している。
委員会は物価の動向を注意深く監視する。労働市場の状況とインフレ率の実績と見通しを考慮して、委員会はフェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを1.00~1.25%に維持することを決定した。金融政策の運営姿勢は引き続き緩和的で、それによって労働市場の状況のさらにいくらかの引き締まりと、2%のインフレへの持続的な回帰を支える。当面、委員会は保有する政府機関債とエージェンシー発行モーゲージ債(MBS)の償還元本をMBSに再投資し、米国債の償還金を新発債に再投資する既存の政策を維持する。委員会は、予測通りに経済が広く進展するならばバランスシート縮小は比較的近い時期に開始する予定。経済は緩やかな利上げを正当化している。投票は全会一致。
COPYRIGHT:REUTERS
12月の利上げが濃厚。よほどのことがなければ利上げは確実なものと思われる。
FOMCの記録(2017年6月13日~6月14日)
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。