ほんま そうかいさんのブログ
平成相場三昧伝 還暦記念速習49日間(死の哲学)
☠チベットの死者の書を讀む第41日目
模擬戦・シュミレーション挑戦「死の修行」死後21日後
導師;ほんま れいかい(佛名)
故人;山田太郎
喪主;山田の妻
【れいかい一言芳談】
チベット僧は、自分の死が近ずくと、むしろ、ものすごく喜ぶさふだ。そのこころは、死のバルドー(中有)こそ、ポワ(転生)の修行に最適だから。
なにせ肉体がなひ。ついでに死にゆくプロセスで、煩悩自体も消滅する。
カルマも中断される。*極楽・浄土に往生する最高のチャンスが回ってきたのです。
*極楽=天界。神々の世界。
浄土=チベット仏教では、リクパ。阿弥陀如来の主宰する世界。
導師「太郎靈よ。よく聴きなさい。お汝(はん)は、いま第3のバルドー(再生の場)にいる。浄土には転生は、できなかった。
また神々の世界もムリだった。」
「そして今、*意成身(いじょうしん)といはれる身体を持つやふになりにけり。どんなとこでもスイスイ行ける。
いままでよりも十倍賢ひ(肉体が無いから)。
人の心が透視できる。だがな、ここで、それまでの前二つのバルドーでは、消ゑていたカルマが再び現れる。」
山田の妻『あらまた、あのお坊さん仏壇のまえで、ブツブツ、独り言を言ってるわ。それにしても、太郎のやつめ!
生命保険を解約して、詩織とかいふスナックの女に、解約金300万を貢ぎやがって。
三井三菱海底安心保険の生命保険金3000万円がパーぢゃなひの。くやしーっ!』
導師「奥さま、【死者を鞭打つなかれ】マタイによる福音と言ひますよ。
拙僧には他心通・*テレパシイーがあり、同じく今の太郎靈も、相手の心が讀めるのです。
だふか、こころからなる、冥福を祈ってやってください。いまが転生の正念場です。」
*テレパシィー=思考の転移のこと。シグムント・フロイトが、晩年、研究せやふとしたが、時間足らず、死んぢゃった。
第41日目 おはり