たとえあなたが奥ゆかしいニンジャでなくても。
たとえあなたがココに書かれているコトが分からなくても。
問題ない。
分かったフリだ。分かったフリをするのだ。
諺にあるとおり、狂人の真似をしたら実際狂人。
わかったフリは、ニンジャに通じるのだ。いいね?
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ミンカブのユウジョウめいたフレンズシステムが消えて暫く経った。
が、我らニンジャのフレンズ=サンへの思いは消えてはおらぬ。
そんなフレンズ=サンとのオフ会。
是非とも行きたい所だ。
その日の有休申請は出した。
しかし、サラリマンたる者、油断は禁物。
調子に乗っている奴から負ける。
「ドーモ、アサッテ=サン。 キンキュウ=ジタイ デス。」
「アイエエエエ! キンキュウ? ナンデ、キンキュウ!?」
この様な事は、避けねばならぬ。
マッポーめいた現代社会。
キンキュウ=ジタイは有休スレイヤーと化す。
有休スレイヤーのカラテは強力だ。
カラテには気をつけろ。
職場で、自宅で、街中で。
常に我らを待ち構え、アンブッシュで出会ったが最後、
ハイクを詠むハメになる。サツバツ!
有休スレイヤーを避けるために、
ケータイ電源ギリを使うと言う手もある。
しかしこれは所詮、小手先のニンポ。
根本的解決にはならぬ。
解決策はただ一つ。
カラテだ。カラテを極めるのだ。
敵の恐ろしい攻撃がカラテなら、それに対抗するのもまたカラテなのだ。
しかし、一朝一夕にはカラテは高められない。
俺は詳しいんだ。
そんな訳で、オフ会に出席するミナ=サン。
もしワタシが不参加になったら。
「やはりあさっては、キンキュウ=ジタイに《グワーッ!》されたのでは?」と訝しんでくれ。
そして、オフ会に参加しないミナ=サン。
参加しなくても塞翁・ホース。いつか何処かで会いましょう。
オタッシャデー!
今日の一言 忍殺・レッスン
「~だ。いいね?」と同意を求められたら、
「アッハイ。」と答えるんだ。いいね?