ゆいがさんのブログ

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たぶん戻ってこない、友人とその母の話

 2017.04.11(火)


わたしの模型友達、高校生の友人が、母 対 父+伯母+姑 戦争に巻き込まれた。

 友人の母は、徘徊が始まった同居の姑を、施設にって提案した。姑がちょっと目を離した隙に外に出て、池に落ちたのだ。ご近所で大騒ぎさぁ。友人の母もパニック状態。
 ここいらは田舎だから、落ちる池やら水路、ドブには、ことかかない。

 

 父と、別居独身の小姑は、全否定。姑も拒否。

姑は何を勘違いしたのか、ここは私の家だ、嫁がでていけばいいと激昂。

 小姑は、介護を弟嫁に完全丸投げしている分際で、「お母さんは大した介護もいらない。母の家に住まわせてもらっている専業主婦のくせに、感謝介護もしないで施設だなんて、信じられない」発言をした。
 同じく、完全丸投げの父は、姑と小姑を全支持。

 

 友人の母は、姑を思って言ったのに、夫と小姑と、当の姑に非難されて落ち込み、自分の頑張りを、しんどさを、だれにもわかってもらえないって、ぷつんって糸が切れたみたいになった。がっくりきちゃって、なんだか本当に、ふらふら~ って、家を出てしまった。
 父も小姑も、母に対して失礼だというのが友人の見解だ。友人は、母についていった。

高齢者に1日3食、規則正しく食べさせるだけで、どんだけ手間と時間がかかるか。病院の付添いは、1日仕事。デイサービスのお迎えから逆算すれば、毎日午後4時までには家に戻ってなきゃいけない。いつどこで転ぶかわからん、トイレの失敗だってある。姑の予定を中心に1日がまわる。


 丸投げした者にはたいしたことなく見えても、被介護者は、存在だけで重いのだ。いっつも心のどこかに、喉にささった魚の骨みたいに、姑がひっかかっている。それがこの先いつまで続くかもわからない。

自由というのは、時間だけじゃない。心の自由ってやつもあるのだ。友人の母には、自由なんかなかっただろう。


友人は、以前、母は、だまされて同居させられたって、愚痴るって言ってたねぇ。

 父は、親の家に同居した方が安くつく。立地が学校環境にいい。駅から近くて利便性が高いナドナド、同居のメリットをまくしたてるそうだ。そのたんびに母は、クチをきかなくなる。友人は、暗くて重い空気に押しつぶされそうで、メシが喉をつっかえるそうだ。

それ、友人の母からの目線でみりゃあ、私を解放してくれるなら、まとめて熨斗つけてくれてやる程度の価値だろう。

父がバカすぎて、他人事ながら泣けてくる。

 

ご近所さんだから、友人と母が出て行ったあとの噂は聞こえてくるんだけど、父と小姑では、姑をみきれていない。つい先日も、4日連続で、徘徊して迷子になった姑が、地域の世話になっていた。いかに、友人の母あっての自宅介護だったかわかる。

 

友人は、片道10分の通学から、1時間の通学に変わったが、文句ないそうだ。

 父は、生活の、ぶっちゃけ金の問題で、母が早々に父の元に、姑宅に戻るにちがいないと考えていたらしいが、それは甘すぎると笑っていた。

ほんまに、それは甘すぎる。

 友人は、あんまり母が暗い顔をしているので、気晴らしにと、母に模型作りを勧めた。とんでもなく適性あり! あっというまに友人のレベルも、趣味のレベルも越えた。
 お母様、模型に介護ストレスをぶつける、のめり込む。レベル、アップアップアップ!
 作ったそばから購入希望者続出、完売。預金通帳の数字、アップアップアップ!!!
 せっせとへそくって、納税もして、もう2年前からのハナシだ。

 友人の母は、模型で(楽々)食っていける。受注仕事でも、正社員のクチでも、好きに選べる。
 友人は、母が元気になって、笑うようになって、嬉しいと言っている。

この状態で、だれが、どこに戻るというのだろう。

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