日経平均 ; 18985.59 (-276.94)
TOPIX ; 1524.39 (-19.53)
JASDAQ指数 ; 3035.06 (-5.92)
マザーズ ; 1030.69 (-19.98)
日経平均は3日ぶり反落。19,000円割れは2月9日以来だそうで、意外と高値を維持していた期間は長かったんですね。
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日経平均は276円安と3日ぶり大幅反落、全業種下落で1万9000円割れ、米政策に不透明感=27日後場
3月27日(月)15時20分配信 モーニングスター
27日の日経平均株価は前週末比276円94銭安の1万8985円59銭と3日ぶりに反落。1万9000円割れは2月9日(1万8907円67銭)以来となる。前場は、NYダウの続落や円高・ドル安を受け、売り優勢で始まった。トランプ米政権がオバマケア(医療保険制度改革法)の代替法案を取り下げたことで、政策実行力に対する不透明感からリスク回避の動きが強まり、一時1万8932円09銭(前週末比330円44銭安)を付ける場面があった。後場は、日銀のETF(上場投資信託)買い期待を支えに下げ渋って始まったが、円高止まりなどが重しとなり、引けにかけて上値の重い展開が続いた。東証業種別株価指数では全33業種が値下がりした。
東証1部の出来高は17億6293万株、売買代金は2兆311億円。騰落銘柄数は値上がり252銘柄、値下がり1671銘柄、変わらず87銘柄。
市場からは「円高に日米の政治問題が重しとなり、3月期末を控えて動きにくい面もある。29日から実質新年度入りとなるが、来週の3月調査日銀短観や3月期決算を見極めたいとして、しばらくもみ合いになるとみている。ただ、1万9000円割れは押し目買いを入れる水準だろう」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、野村 <8604> 、大和証G <8601> などの証券商品先物株や、第一生命HD <8750> 、T&DHD <8795> などの保険株が下落。三井不 <8801> 、三菱地所 <8802> などの不動産株も売られた。古河電工 <5801> 、住友鉱 <5713> などの非鉄金属株や、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株も軟調。
個別では、KLab <3656> がストップ安。17年3月期の連結業績予想を下方修正した洋鋼鈑 <5453> や、オルトプラス <3672> 、イーブック <3658> 、enish <3667> などの下げも目立った。
半面、個別では、投資ファンドのスターダストを通じMBO(経営陣による公開買い付け)を行うTASAKI <7968> (監理)がストップ高。沢藤電機 <6901> は4日連続のストップ高。17年3月期の連結利益予想を上方修正したGMB <7214> も上伸し、東京個別 <4745> 、トランザク <7818> 、SHOEI <7839> などの上げも目立った。
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