日米で政治が停滞⇒株価が冴えない

優利加さん
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昨日の米国株式相場は小幅安となった(DJIA -4.72 @20,656.58, NASDAQ -3.95 @5,817.69)。ドル円為替レートは111円台半ばでの推移。本日の日本株全般は反発した。東証1部では、上昇銘柄数が1,559に対して、下落銘柄数は351となった。騰落レシオは106.37%。東証1部の売買代金は2兆1455億円。

TOPIX +14 @1,544
日経平均 +177円 @19,263円

円高進行が一服したこともあって買いの勢いが増し、TOPIXも日経平均も大きく上昇した。日経平均の上げ幅は一時200円を超えた。ただ、上げ幅は今週に入ってからの下落幅(436円)の4割強にとどまった。 最近低迷していた金融株に買い戻しが入り落ち着きを取り戻したが、相場全体の視界は依然として不透明である。日経平均は6月24日を起点とした上昇トレンドライン(11月9・10日は外れ値として除外)を辛うじて回復した。

日米で政治が停滞し、売買を見送る雰囲気が漂っている。国内では学校法人「森友学園」への国有地売却問題で国会が空転している。米国ではトランプ米政権が最優先課題に掲げるオバマケア(医療保険制度改革法)代替法案の米下院での採決は24日に先送りされ、行方に対する不透明感が深まっている。

33業種中30業種が上げた。上昇率トップ5は、パルプ・紙(1位)、電気・ガス(2位)、銀行(3位)、金属製品(4位)、繊維製品(5位)となった。
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