昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +32.40 @20,100.91, NASDAQ -1.16 @5,655.18)。ドル円為替レートは115円台前半の円安方向へ動いた。本日の日本株全般は続伸した。東証1部では、上昇銘柄数が1,003に対して、下落銘柄数は857となった。騰落レシオは99.73%。東証1部の売買代金は2兆4304億円。
TOPIX +4 @1,549
日経平均 +65円 @19,467円
TOPIXも日経平均も小幅続伸した。米ダウ工業株30種平均が2日連続で最高値を更新し、一時1ドル=115円台前半まで円安が進んだこともあり、投資家心理は強気に傾いた。ただ、前日までの2日間で日経平均で600円超も反発しており、戻り待ちや利益確定の売りに押され、上げ幅は小さかった。目先の注目点は、1月5日高値を上抜けできるかどうか。もし、その前後で反落すればトリプルトップとなり、上値の重さがますます意識されることになるからだ。
トランプ氏が掲げるインフラ投資が資源価格や米長期金利を押し上げ、それが資源株や金融株など関連株買いにつながる「トランプ相場第2幕」のようにもみえるが、今後の株価上昇は、期待先行相場から実体経済の改善を背景にした相場へシフトするはずだ。他方、フォードなど米企業幹部からはドル高が業績下押し圧力につながるとの発言が出ており、日米の通商摩擦を巡ってトランプ氏が日本企業への口先介入により批判を強める懸念もある。春先に向けて先高観はあるが、一本調子での上昇はないだろう。
33業種中20業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、ゴム製品(2位)、空運(3位)、石油・石炭製品(4位)、銀行(5位)となった。
TOPIX +4 @1,549
日経平均 +65円 @19,467円
TOPIXも日経平均も小幅続伸した。米ダウ工業株30種平均が2日連続で最高値を更新し、一時1ドル=115円台前半まで円安が進んだこともあり、投資家心理は強気に傾いた。ただ、前日までの2日間で日経平均で600円超も反発しており、戻り待ちや利益確定の売りに押され、上げ幅は小さかった。目先の注目点は、1月5日高値を上抜けできるかどうか。もし、その前後で反落すればトリプルトップとなり、上値の重さがますます意識されることになるからだ。
トランプ氏が掲げるインフラ投資が資源価格や米長期金利を押し上げ、それが資源株や金融株など関連株買いにつながる「トランプ相場第2幕」のようにもみえるが、今後の株価上昇は、期待先行相場から実体経済の改善を背景にした相場へシフトするはずだ。他方、フォードなど米企業幹部からはドル高が業績下押し圧力につながるとの発言が出ており、日米の通商摩擦を巡ってトランプ氏が日本企業への口先介入により批判を強める懸念もある。春先に向けて先高観はあるが、一本調子での上昇はないだろう。
33業種中20業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、ゴム製品(2位)、空運(3位)、石油・石炭製品(4位)、銀行(5位)となった。