小督さんのブログ

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ペコロスの母に会いに行く

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録画していた「ペコロスの母に会いに行く」を観ました。
自費製作のコミックで出版していた頃に知人が絶賛していたので、
何となくタイトルは覚えていたのですが、私が今日観たものは2013年の映画版です

主人公の母親の介護にまつわるお話なのですが、何度となくほろりとさせられました

母親(みつえ)が汚れた下着をタンス一杯に詰め込んでいても
怒ることがなかった主人公のゆういちは、
認知症が進んで介護施設に入った母親が自分をもわからなくなったことを知って、
声を上げて泣きます

最後に流れるナレーション
ボケるのも悪いことばかりじゃないね。

以前友人と認知症の話になった時、
「人生で最高の時の記憶がいつまでも残るのではないか。」
という意見で一致したことがあります
(ただし、トラウマを持っている人はこの限りではないと思います

友人の祖母は結婚した頃が一番幸せだったらしく、
認知症が発病した時に、新婚の頃に住んでいた家に戻りたい、とよく言ってたそうです。
私の祖母の場合、母が結婚して、
叔父の就職が決まった頃が人生で一番充実していたみたいで、
叔母も従妹もいるのに、叔父に「そろそろお嫁さんを。」と頻繁に言い始めたのが、
周りが認知症と気付いたきっかけのようです。
従妹たちは生まれてから一緒に住んでいても
「あなた、誰?」と何度も聞かれたみたいですが、
離れて住む私には普段の祖母と変わらないので、
私は祖母が認知症とは長い間信じられませんでした

なので、私が認知症になった時には、人生で最高の時しか思い出せないように、
日々暮らしたいと思っています

ペコロスの母に会いに行く





2件のコメントがあります
  • イメージ
    今晩は、小督さん。

    人生で最高の時しか思い出せないように、
    日々暮らしたいと思っています

    私もそうなれば~と思います。
    年末年始に家族でスキー場で過ごしたり
    夏休みに毎年同じペンションに5日間位家族で過ごし
    尾瀬の湿原で1日を毎年過ごしたことを話すと思います。

    おや~もう・・・始まっているかも・・・
    実家の父が亡くなる2年位前から認知が進んだ頃
    上の弟の高校の頃の話をよくしていました。
    自慢の息子でした。
    私の話を聞かないで、、、ひたすら話していました。
  • イメージ
    小督さん
    2017/1/15 00:34
    アイビーあずささん
    こんばんは

    人生で最高の時って、やっぱり家族で仲良く暮らしていた時に
    なるんでしょうね。
    私の周りで認知症になった男性がいないので、
    男性は少し違うかもしれませんが、
    女性は家族で過ごした時間に戻るみたいです

    でも、あずささんの一番の思い出が尾瀬だろうなあ、
    というのは私も気がついていましたよ

    あずささんのお父様にとっても、
    上の弟さんは本当に自慢の息子さんだったのですね
    認知症は隠されていた想いも出るそうですから、
    嘘偽りはないといいますし
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