自費製作のコミックで出版していた頃に知人が絶賛していたので、
何となくタイトルは覚えていたのですが、私が今日観たものは2013年の映画版です
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主人公の母親の介護にまつわるお話なのですが、何度となくほろりとさせられました
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母親(みつえ)が汚れた下着をタンス一杯に詰め込んでいても
怒ることがなかった主人公のゆういちは、
認知症が進んで介護施設に入った母親が自分をもわからなくなったことを知って、
声を上げて泣きます
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最後に流れるナレーション
「ボケるのも悪いことばかりじゃないね。」
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以前友人と認知症の話になった時、
「人生で最高の時の記憶がいつまでも残るのではないか。」
という意見で一致したことがあります
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(ただし、トラウマを持っている人はこの限りではないと思います
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友人の祖母は結婚した頃が一番幸せだったらしく、
認知症が発病した時に、新婚の頃に住んでいた家に戻りたい、とよく言ってたそうです。
私の祖母の場合、母が結婚して、
叔父の就職が決まった頃が人生で一番充実していたみたいで、
叔母も従妹もいるのに、叔父に「そろそろお嫁さんを。」と頻繁に言い始めたのが、
周りが認知症と気付いたきっかけのようです。
従妹たちは生まれてから一緒に住んでいても
「あなた、誰?」と何度も聞かれたみたいですが、
離れて住む私には普段の祖母と変わらないので、
私は祖母が認知症とは長い間信じられませんでした
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なので、私が認知症になった時には、人生で最高の時しか思い出せないように、
日々暮らしたいと思っています
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ペコロスの母に会いに行く