中国から流出する膨大な資金。行き先は米国

NYダウは間もなく2万ドルの大台に乗せる可能性が大きそうだ。

欧米の株価も上げ足を速め、日経は415円高と勢いが良い。


世界の金は米国へ。

オバマ政権の気が抜けたような軟弱外交政策の陰で、実利をむさぼった中国。

ウクライナ東部やクリミヤ問題でプーチンに歯が立たず、シリアではなすすべなく反政府派は敗退。


トランプ大統領誕生で「強い米国再建宣言」は米国民を心地よい気分にさせた筈。


この図を見てみよう。中国から流出する資金の額だ。その金額は1年間で1兆ドル(118兆円)を超える巨額だ。流れ出す時期とNYダウ上昇がぴったり合っている。


    


  
3件のコメントがあります
1~3件 / 全3件
中国のなりふり構わない政策にはビックリですね、短期金利100%上昇。
お陰で円高、日経2万円台おあずけ(^^;
グラフを見よう。米大統領選後、元安と市場金利上昇にはずみがついた。いずれも資金流出による。中国人民銀行は元暴落を避けるために外貨準備を取り崩し、ドルを売って元を買い上げるが、それでも元売り圧力はものすごく、元の下落に歯止めをかけられない。商業銀行の手元には元資金が不足するので、短期市場金利である銀行間金利が高騰する。すると、金融引き締め効果となって、莫大(ばくだい)な過剰設備を抱える国有企業を苦しめる。地方政府も不動産の過剰在庫を減らせない。企業や地方政府の債務負担、裏返すと銀行の不良債権は膨らむ一方だ。

 トランプ政権発足を目前に、中国は経済で自滅の道に踏み出した。経済超大国としての要件を満たしていないのに、対外膨張を図ろうとしたからだ。 (産経新聞特別記者・田村秀男)

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