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投資顧問5千円情報6361萩原製作所

6361 荏原製作所

【取引要項】
買いメドは3470円前後まで。想定の取り組み期間は3-4週間程度。想定目標株価@3850円付近への高評価を期待する。
一方、損切りについては2850円割り込みでリスク許容に応じて要検討と考える。
なお、取得株価、想定目標株価、損切りラインなどは、あくまでも参考値としての目安記載であり、投資家個々にリスク許容度などトレードの感覚は異なるため、ご自身の取引ルールやご判断を優先することが大切になる。
(28日終値@3355円に対する目標株価の想定上昇率+14.7%前後。)
【推奨理由など】
東京都大田区に本社を置く、ポンプ・タービン等の風水力機械、浄水設備・排水処理装置等の環境装置・設備等を製造する企業。
送風機、タービン、冷凍機、空調システムなどの風水力を媒体とする機械製造において、世界トップクラスの高い技術力を有する。
また環境対応のガス化溶融炉や、半導体研磨装置等でも世界首位級の技術力を持つ。
11月10日に発表済みの今期(17年3月期)中間決算は、売上高1919億円(前年同期比△7.3%)、営業利益26.3億円(△42.9%)、経常損失△2.7億円(前年同期実績38.3億円)、純損失△4.6億円(13.5億円)、1株あたり純損失△5.0円実績だった。
経常損失、純損失と赤字が残るが、営業利益段階から赤字計上の第1四半期からは大きく改善している。
その第1四半期実績は、売上高920.5億円(前年同期比+2.8%)、営業損失△3億円(前年同期実績△20.5億円)などであり、16年7-9月期の第2四半期の収益は大きく改善していることがわかる。
主力事業の風水力機械の受注、売上が減速した一方、エンジニアリング事業、精密・電子事業は健闘。とくに半導体大手企業の設備投資意欲の高まりで、研磨装置CMPの販売が絶好調という。
研磨装置CMPの受注高は前年同期比+40%、売上高で+24%と勢いがある。
油価も復調傾向であり、ポンプなど主力製品の受注も底入れ期待がある。
為替の円安基調も業績押し上げに効いてきそうだ。
会社側の通期業績計画は、売上高4800億円(前期比△1.3%)、営業利益370億円(△2.7%)、経常利益355億円(△2.7%)、純利益210億円(+21.7%)、1株当たり純利益225.7円見込みとしている。
市場コンセンサスも会社計画並みでの業績着地を予想している。
コンセンサスは、売上高4805億円(前期比△1.1%)、経常利益364億円(△0.0%)、純利益214億円(+24.3%)、1株当たり純利益230.5円予想とする。
会社計画、コンセンサスとも、下期に業績の完全復調を見込んでいる。
今期業績の利益水準からは、下期の業績改善を織り込む動きとなり、当面の当該銘柄の株価は3850円付近まで評価を高めると期待できる。
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