日経平均 ; 18307.04 (-49.85、2日続落)
TOPIX ; 1468.57 (-1.01)
JASDAQ指数 ; 2660.98 (+6.67、2日続伸)
マザーズ ; 921.47 (+0.30、2日続伸)
日経平均は小幅続落、TOPIXも13日ぶりに反落。OPEC総会やイタリアの選挙などイベントを控えて利益確定売りが出始めているようです。今日の値上がりランキングを見ていたら、3768 リスクモンスターがランクインしてまして、懐かしいなと思って株価を見たら直近でかなり上昇しているんですね。決算が良いとは言え、リスモンほどの地味銘柄が買われるようになっているという事は、調整が近いのかもしれません(^^; 水準切り上げだったら良いんですけどね~。
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日経平均は49円安と続落、手控え気分に1万8300円を挟んでもみ合い=29日後場
11月29日(火)15時20分配信 モーニングスター
29日後場の日経平均株価は前日比49円85銭安の1万8307円04銭と続落。2日連続安は8-9日以来ほぼ3週間ぶり。後場寄り付きから売買が交錯し、前場終値1万8322円58銭(前日比34円31銭安)近辺で小動きとなったが、株価指数先物売りをきっかけにいったん弱含んだ。ただ、下値は限定的で上値も重く、総じて1万8300円を挟んでもみ合いとなり、後場の値幅は47円程度にとどまった。30日にウィーンで開かれるOPEC(石油輸出国機構)総会を見極めたいとの空気もあり、手控え気分が続いた。前場は欧米株安や円高歩調を受け、売りが先行したが、一巡後は下げ渋っていた。
東証1部の出来高は19億5601万株、売買代金は2兆3080億円。騰落銘柄数は値上がり824銘柄、値下がり1020銘柄、変わらず145銘柄。
市場からは「日銀のETF(上場投資信託)買いは入らなかった可能性があるが、底堅い動きだ。これまでの上昇幅を考えれば、押し目のうちに入らないが、TOPIX(東証株価指数)の下落率が小さく全体感としては幅広く押し目買いが支えている印象だ」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、第一生命HD <8750> 、T&DHD <8795> などの保険株が軟調。新日鉄住金 <5401> 、JFE <5411> などの鉄鋼株も売られた。野村 <8604> 、大和証G <8601> などの証券商品先物株もさえず、TOTO <5332> 、ガイシ <5333> などのガラス土石株も安い。
個別では、アイロムG <2372> 、テアトル <9633> 、A&Aマテ <5391> 、新日本建設 <1879> 、デンヨー <6517> などが値下がり率上位。
半面、日水 <1332> 、サカタのタネ <1377> などの水産農林株が堅調。鉱業株では、国際帝石 <1605> がしっかり。花王 <4452> 、信越化 <4063> などの化学品株も値を上げた。
個別では、リチウムイオン電池の寿命を高めた正極板技術の開発が引き続き好感され、安永 <7271> が5営業日連続のストップ高。アジア投資 <8518> は3営業日連続のストップ高となり、丸山製 <6316> 、Hamee <3134> 、イマジカロボ <6879> などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、20業種が下落した。
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