日経平均 ; 18381.22 (+47.81、7日続伸)
TOPIX ; 1464.53 (+4.57、11日続伸)
JASDAQ指数 ; 2633.24 (-10.84)
マザーズ ; 911.65 (-12.46、2日続落)
日経平均は7日続伸、TOPIXは11日続伸。今年の高値は大発会だったわけですが、11ヶ月掛けてようやくその高値に迫ってきました。
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日経平均は47円高と7日続伸、利益確定売りに一時下げ転換も輸出関連株中心に堅調=25日後場
11月25日(金)15時15分配信 モーニングスター
25日後場の日経平均株価は前日比47円81銭高の1万8381円22銭と7営業日続伸。前場は円安基調を支えに買い優勢となり、終値ベースの年初来高値(1月4日大発会1万8450円98銭)を更新したが、後場寄り付きは利益確定売りが先行した。円下げ渋りとともに株価指数先物にまとまった売り物が出て、いったん小幅安に転じた。その後は、売買が交錯し、前日終値を挟んで一進一退となったが、引けにかけてやや持ち直した。なかで、輸出関連株中心に堅調となったが、銀行株や不動産株などは軟調に推移した。
東証1部の出来高は24億9278万株、売買代金は2兆7225億円。騰落銘柄数は値上がり1030銘柄、値下がり835銘柄、変わらず124銘柄。
市場からは「昼の立ち合い外バスケット取引で売り越し額が多く、海外勢が来月のクリスマス休暇をにらみポジション調整売りに動いた可能性がある。一方で、国内投資家の押し目買いも入っているが、目先的には過熱感を冷ます意味でも調整が欲しいところだ」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、トヨタ <7203> 、日産自 <7201> 、三菱自 <7211> などの輸送用機器株が堅調。セイコーHD <8050> 、オリンパス <7733> などの精密機器株も高い。関西電 <9503> 、東ガス <9531> などの電気ガス株や、三井金属 <5706> 、住友電工 <5802> 、大阪チタ <5726> などの非鉄金属株も買われた。
個別では、リチウムイオン電池の寿命を高めた正極板技術開発を引き続き好感した安永 <7271> が3日連続のストップ高配分。アジア投資 <8518> もストップ高。子会社IDファーマが臨床用iPS細胞作製キットの販売を開始したアイロムG <2372> も大幅高。野村証券が投資判断・目標株価を引き上げた横河ブリッジHD <5911> や、タカタ <7312> 、チタン工業 <4098> などの上げも目立った。
半面、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ <8411> などの銀行株が下落。三井不 <8801> 、住友不 <8830> などの不動産株も売られた。郵船 <9101> 、川崎汽 <9107> などの海運株もさえない。
個別では、ゲンキー <2772> 、アルテック <9972> 、フジコーポ <7605> などが値下がり率上位。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、22業種が上昇した。
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