日経平均 ; 18106.02 (+138.61、4日続伸)
TOPIX ; 1442.93 (+14.47、8日続伸)
JASDAQ指数 ; 2638.46 (+13.46、6日続伸)
マザーズ ; 924.32 (+5.86)
日経平均は4日続伸、終値で10ヶ月半ぶりに18,000円台を回復。これまで溜まっていたエネルギーが噴出して一気に動いている感じですね。どちらかと言うと一度調整という見方が多かったように思うので、その分も大きく振れているのかもしれません。
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日経平均は138円高と4日続伸、円安支えに10カ月半ぶり1万8000円台回復=21日後場
11月21日(月)15時24分配信 モーニングスター
21日後場の日経平均株価は前週末比138円61銭高の1万8106円02銭と4営業日続伸。終値での1万8000円台回復は1月6日(1万8191円32銭)以来10カ月半ぶりとなる。後場寄り付きから買いが先行した。円安基調を支えにした前場の好地合いを引き継ぎ、ジリ高歩調が続いた。株価指数先物にまとまった買い物が入ったこともあり、上げ幅は一時160円を超えた。その後は利益確定売りにやや伸び悩む場面もあったが、下値は堅く引けにかけて高値水準で推移した。前場は、1ドル=111円台への円安進行を受け、1万8000円台を回復して始まり、堅調な動きだった。
東証1部の出来高は20億7074万株、売買代金は2兆2867億円。騰落銘柄数は値上がり1405銘柄、値下がり463銘柄、変わらず117銘柄。
市場からは「先高観が根強く、コール・オプションに絡んだ先物ヘッジ買いが指数を支えた面もあろう。いずれにしろ為替次第だが、一方で過熱感は否めず、どこでブレーキが掛かっても不思議ではない」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株が堅調。MS&AD <8725> 、T&DHD <8795> 、東京海上 <8766> などの保険株や、三菱地所 <8802> 、三井不 <8801> などの不動産株も高い。郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株も買われた。
個別では、1対2の株式分割、期末実質増配、株主優待制度導入を発表したブロドリーフ <3673> がストップ高となり、タカタ <7312> もストップ高。子会社が褐色脂肪細胞を製造する技術について日米で特許査定を受けたアイロムG <2372> は一時3日連続のストップ高。時価総額審査の結果、上場廃止基準には該当しないこととなったさが美 <8201> や、16年10月期の連結業績予想を上方修正したイハラケミ <4989> などの上げも目立った。
半面、DOWA <5714> 、三菱マテリアル <5711> などの非鉄金属株が下落し、新日鉄住金 <5401> 、JFE <5411> などの鉄鋼株も軟調。
個別では、トランザク <7818> 、東海運 <9380> 、エンシュウ <6218> 、日本ライフL <7575> などが値下がり率上位。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、31業種が上昇した。
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