昨日の米国株式相場は上昇した(DJIA +35.68 @18,903.82, NASDAQ +39.39 @5,333.97)。ドル円為替レートは110円台半ばのさらに円安方向へ振れた。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,333に対して、下落銘柄数は523となった。騰落レシオは134.16%で昨日に続き130%台での推移となっており、短期的には高値警戒感が高まってもおかしくない水準である。東証1部の売買代金は2兆7241億円。
TOPIX +5 @1,428
日経平均 +105円 @17,967円
イエレンFRB議長の12月利上げを示唆する発言で米長期金利が上昇し、日米金利差が拡大して円は1ドル=110円台に下落した。米国株高と110円台の円安水準を好感して、TOPIXも日経平均jも上昇した。目先の上値抵抗線だった2月1日高値を上抜けた今、18,500円台まではこれといった抵抗線が見当たらない。しかし、日経平均の本日の日足は力強いものではなく、取引開始直後に付けた1万8043円が高値の「寄りつき天井」だった。週末を意識してか、利益を確定する売りが出て大手銀行株が下げに転じた。さらに日経平均への影響が大きいファーストリテイリングが伸び悩んで日経平均は上げ幅を縮めた結果、この日の安値で終えた。米長期金利の上昇につれて、国内の長期金利の指標となる10年物国債の利回りは9カ月ぶり高水準となったが、銀行株は急ピッチで上昇した反動で、利益を確定する売りが優勢だった。
11月17日に東証が発表した投資主体別売買動向によると、海外投資家は現物株を4000億円超買い越した。http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/investor-type/nlsgeu0000021bow-att/stock_val_1_161102.pdf
4月第3週以来の規模に買い越し額は膨らんだ。外国人投資家が中長期の日本株上昇に期待した買いを入れているとの見方ができる。もし、1ドル=110円台の為替レートが続くなら、企業業績は上方修正されるはずと見ているのではないか?
33業種中24業種が上昇した。上昇率トップ5は、海運(1位)、輸送用機器(2位)、ガラス・土石(3位)、その他製品(4位)、金属製品(5位)となった。
TOPIX +5 @1,428
日経平均 +105円 @17,967円
イエレンFRB議長の12月利上げを示唆する発言で米長期金利が上昇し、日米金利差が拡大して円は1ドル=110円台に下落した。米国株高と110円台の円安水準を好感して、TOPIXも日経平均jも上昇した。目先の上値抵抗線だった2月1日高値を上抜けた今、18,500円台まではこれといった抵抗線が見当たらない。しかし、日経平均の本日の日足は力強いものではなく、取引開始直後に付けた1万8043円が高値の「寄りつき天井」だった。週末を意識してか、利益を確定する売りが出て大手銀行株が下げに転じた。さらに日経平均への影響が大きいファーストリテイリングが伸び悩んで日経平均は上げ幅を縮めた結果、この日の安値で終えた。米長期金利の上昇につれて、国内の長期金利の指標となる10年物国債の利回りは9カ月ぶり高水準となったが、銀行株は急ピッチで上昇した反動で、利益を確定する売りが優勢だった。
11月17日に東証が発表した投資主体別売買動向によると、海外投資家は現物株を4000億円超買い越した。http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/investor-type/nlsgeu0000021bow-att/stock_val_1_161102.pdf
4月第3週以来の規模に買い越し額は膨らんだ。外国人投資家が中長期の日本株上昇に期待した買いを入れているとの見方ができる。もし、1ドル=110円台の為替レートが続くなら、企業業績は上方修正されるはずと見ているのではないか?
33業種中24業種が上昇した。上昇率トップ5は、海運(1位)、輸送用機器(2位)、ガラス・土石(3位)、その他製品(4位)、金属製品(5位)となった。