S&P500種はほぼ変わらず、利回り上昇で割高感強まる

米国株:S&P500種はほぼ変わらず、利回り上昇で割高感強まる

2016年11月15日 06:52 JST

14日の米株式市場ではS&P500種株価指数がほぼ変わらず。債券売りで米10年債利回りが1月以来の高水準に上昇し、株価が一段と割高になるとの懸念が強まっている。

  株式と債券のバリュエーションを比較する手法「FEDモデル」に基づく株式の割安感に疑問符が付き始めた。S&P500種の益回りは現在4.9%。債券利回りの急上昇により、株式の割安感は3年ぶりの低水準になっている。

  ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値でS&P500種株価指数は前日比ほぼ変わらずの2164.20。ダウ平均は21.03ドル(0.1%)上げて18868.69ドルで終えた。小型株で構成するラッセル2000指数は1.3%上昇し、2015年6月に付けたこれまでの最高値を上回った。




ブルームバーグ
☆トレードは楽しい☆さんのブログ一覧